8 開発環境
8-1 ブートローダのインストール(開発環境の変更)
世界中のホビーストに愛されているArduinoとほぼ同じ開発環境でf-paletteを動かすことが可能になりました。ここではCCS4からの移行方法、開発環境の使い方をご説明します。サンプルプログラムなど、ぜひフォーラムにアップしていただけると嬉しいです。
CCS4から開発環境を変更する方は、以下作業を行ってください。ご購入いただいた商品説明書に黄色の丸いシールが張ってあるものは、すでにブートローダの書き込み処理をしていますので、8-2開発環境のインストールに進んでください。
f-paletteをつなぐ
f-paletteをケーブルでパソコンとつないでください。
ブートローダのインストール
※Code Composer Studio v.4をお使いいただいていた方のための方法です。Code Composer Studio v.4をインストールしていないと使えません。
ダウンロードをしたら、適当なフォルダ(ここでは説明のため C:\project\fpalette)に解凍します。
次に「Code Composer Studio v.4」を立ち上げます。
C:\project\fpalette\ccs4\fpalette を指定して 『OK』をクリック
bootloader [Active – Release] となっていることを確認して、「Target」→「Debug Active Project」でターゲットにブートローダーを書き込みます。
正常に完了すると、デバッガが起動してmain(で止まった状態になります。
CCS4を終了します。
右上の×を押すか、「File」→「Exit」
ブートローダがちゃんとインストールされているか確認します。
リセットボタンを押し、入れ直すと、ターゲット基板上のLEDが点灯し、約5秒後にLEDが少し暗くなったら正常にインストールされています。動かなかったら、最初からやり直しをしてください。
これで、ブートローダのインストール(開発環境の変更手続き)は終了です。次は新しい開発環境をインストールしましょう。
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